白い部屋へ 7
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目が覚めると、いつもと変わりない朝の風景があった。
明るい光が窓から入ってきてフローリングの床を滑る。明るい。
死ななかったのか・・・。
淳の指で殺されるなら、私はそれでよかったのだ。
それが幸せだった。
それにしても。
今は、いったい何時なんだろう。部屋の中には誰もいない。
カンナという女の人の姿もなかった。
アレはいったい現実のことだったのか。
白すぎる光の中で何もかも頼りなく、現実味がなかった。
淳は。
淳は仕事に出かけたのかもしれない。
そうだ。もう、そんな時間なのだ。
待っていよう、淳は直ぐに帰ってくる。
ほら。
ドアのチャイムが鳴る。
犬のようにしっぽを振って玄関で迎える。




そして




白い部屋で私は淳を待つようになった。
ここには淳しか来ないのだ。
淳は毎日、私の身体で遊びに、来る。
毎日、毎日。
いろんな淳がやって来る。






                                                  Fin


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三か月にわたって、更新してきた「もも」のお話を最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
ここでの掲載に際して、以前書いた時から最後の結末だけ変えました。
共感していただける方も、納得できない方も、それぞれいらっしゃると思います。
何人かの友人がこのお話を読み、「もも」がかわいそうだと、なじられたこともありました。(^^;

「もも」は私にとって、不思議な女性です。犯され汚されるほど、ももの内面は透明になっていくような気がしながら、この子の幸せはどこにあるのか探すうちに、白い部屋にたどり着きました。
ここは多分、ももにとっては愛の子宮の中です。

それでは、また、次のお話でお会いできることを祈って。


                                                       みんと
【 2008/07/04 20:30 】

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コメント
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どう変えたのかと思っていたら
すごい処にたどり着いたもんだ。
オチみたいなものを排して
ファンタジーに徹したというか
人格の基底まで丸なげで明け渡すのが、愛。か。
まぁ確かに彼女はどんどん透明になってってるけど。
なんか幸福そうでもあるけどいやでもちょっとうーん。
幸福ってなんだろうかね。
一般の社会生活とか人間関係と
そなに遠いものなんだろうか。
ううーむ。
愛という語彙の多様さよ。
isshy * URL [編集] 【 2008/07/04 22:25 】
--- さぁね ---

その種明かしは、其々自分の愛の中で果たしましょう。ふふふ。
みんと * URL [編集] 【 2008/07/04 23:46 】
--- ---

魅力的なアダルトグッズあります。
http://www.hotberries.com/
バイブもいろいろ、ラブコスメもおすすめ。
バイブ * URL [編集] 【 2008/07/30 21:05 】
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